どうして「トリガーポイント」が作られてしまう?

どうして「トリガーポイント」が作られてしまう?

どうして「トリガーポイント」が作られてしまう?

近年、「トリガーポイント」という「痛みの集約ポイント」に注目が集まっていますが、しかし現在のところ、トリガーポイントがどうして作られるのかといった情報はまだ解明されていません。しかし、「まったくの謎」であるというわけではなく、ある程度その形成の過程の方向性は定まってきており、いくつかの有力な説がすでにささやかれるようになってきてはいます。

 

 

 

 トリガーポイントの形成過程として、もっとも有力な説が、「筋拘縮説」です。ここでいう「筋拘縮」が何を指しているかというと、筋肉の伸縮というのはおそらくみなさんも容易にイメージできるかと思いますが(というか、筋肉が伸縮できなかったらたいへんですよね・・・)、筋肉が収縮している状態というのは、収縮するためのエネルギーに関するある条件があるはずなのにもかかわらず、その条件を満たしていない状態のことを指します。ちょっと難しい説明になってしまったかもしれませんが、簡単に言ってしまえば、正常時には起こらないことが起こっている、ということにはなります。

 

 で、どうやらトリガーポイントになっている部分は、ほぼ例外なくこの「筋拘縮」の状態に陥っているのです。では、どういうときにそういった症状が起こるのかというと、労働やスポーツなどで筋肉の伸縮を激しく(伸縮の程度や回数) 行ったとき、それからケガをした、あるいは手術を行ったとき、さらには、これは意外に思われるかもしれませんが、精神的なストレスや大きな葛藤に苛まれているときにも、この状態に陥りやすくなります。

 

 

 

 これらが原因因子となって、エネルギーが不足している状態に陥り、それによって、血液がその部分まで十分に回らないような状態(このことを「虚血性疾患」と言います)が起こります。ですから、広義に解釈すれば、このトリガーポイントに仮名しても、心疾患や肺疾患によくみられる「虚血性疾患」の一種であると考えられるのです。虚血性疾患の場合、老廃物がその場所にたまりやすくなったり、細胞が酸欠状態になったりします。

 

 老廃物がたまると、今度は「痛み」を発する物質を分泌するようになるのです。そして、その部分を圧迫することで、「痛い」という感覚として脳が察知することになるのです。

 

 

 

 以上が、「筋拘縮状態」、さらには「トリガーポイント」の解釈です。少し難しい話だったかもしれませんが、いちおうこの内容が「トリガーポイント形成へのステップ」として有力な説です。ただ、これはあくまでも「有力な説」であるということは認識しておいてください。

 

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